リーフ鍼灸整骨院
事故の種類医師(整形外科)監修

高速道路での事故|通常の事故との違いと対処法

高速道路上の事故は通常よりも重症化しやすい。安全確保の方法、特有の過失割合、施術の特徴を解説。

公開: 2025.12.156分で読めます
執筆: 山田 太郎院長 監修: 佐藤 雄一医師(整形外科)
高速道路での事故|通常の事故との違いと対処法

高速道路事故は重症化率が4倍、二次事故防止が最優先

高速道路上の事故は時速60km以上で衝突するため、死亡率は一般道路の約4倍にもなります。さらに二次事故(後続車による追突)のリスクが高く、事故直後の安全確保が命取りになります。

事故直後の優先順位

  • 1. ハザードランプ点灯 + 後続車に注意喚起
  • 2. 車両を路肩か非常駐車帯へ移動(可能なら)
  • 3. 三角表示板を50m手前に設置(高速道路法で義務)
  • 4. 発炎筒を焚いて後続車に異常を知らせる
  • 5. 車外に出てガードレールの外側へ避難
  • 6. 高速道路緊急ダイヤル#9910に通報
  • 7. 110番・救急車
  • 8. 整形外科を当日中に受診

車内・車のすぐそばに留まらない。後続車に追突されると致命傷になる二次事故が多発しています。

高速道路特有の過失割合

前車の急ブレーキ → 後車の追突は通常100:0ですが、高速道路では『前車にも一部過失あり』とされるケースが少なくありません(前車70-80%、後車20-30%)。理由は高速道路では『急ブレーキ禁止』のため。

高速道路事故で多い症状

  • 重度のむち打ち(高速衝突のため通常の数倍の衝撃)
  • 多発骨折(肋骨・骨盤・四肢の同時骨折)
  • 内臓損傷(シートベルトでも保護しきれない部位)
  • 頚椎・脊椎損傷(神経麻痺リスク)
  • 頭部外傷(エアバッグでも完全には防げない)
Q

高速道路で停車中、追突されました。

A

高速道路での停車自体が危険行為とみなされるため、被害者にも10〜20%の過失が認定されるケースがあります。ハザード・三角表示板・発炎筒の3点を適切に出していたかが争点になります。

Q

高速道路の事故ではJAFが現場対応してくれますか?

A

NEXCO各社のロードサービス(西/中/東日本高速道路)が車両搬送に対応します。JAFは会員限定。事故対応自体は警察と保険会社が中心です。

Q

高速道路事故の慰謝料は通常より高くなりますか?

A

症状の重症度が高いため結果的に高額になりますが、計算基準は同じです。後遺障害認定もされやすく、後遺障害慰謝料・逸失利益が加算されるため総額が大きくなる傾向です。

参考情報

  1. NEXCO『高速道路の事故対応マニュアル』
  2. 警察庁『高速道路事故統計』

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この記事の執筆者・監修者

執筆

山田 太郎

柔道整復師・日本スポーツ協会AT

リーフ鍼灸整骨院グループの院長として、交通事故施術のプロトコル設計と若手スタッフの教育を担当。年間多数の重症ケースを担当。

医療監修

佐藤 雄一

医学博士・整形外科専門医

整形外科医として20年以上の臨床経験を持ち、交通事故によるむち打ち症や腰痛の診断・治療を専門とする。当コラムの医学的正確性を監修。

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